フランス語勉強のやり方
フランス語を勉強するにあたっての、基本的な事を簡単に紹介します。
各国、どの言語にも必要なのは、「読み・書き」「聞く・話す」という事でしょう。
まず、「読み」についてですが、とにかく声にだして読んでください。
簡単な表現で書かれている短編小説や詩を読むといいですね。
そして、「書き」についてですが、基本的な例文や短い文から覚えていくのが効果的です。
その際、同じ言葉でも「俗語」といって、いくつも違ういい方に変える事ができる文もでてきます。
自分が話す際に使用する例文だけを、特に集中して覚えて、類似例文は「こんないい回しもあるんだ」くらいの感覚でさらっと覚える事が鍵となってきます。
基本的な表現や、お決まり文句を書いて習得したら、自分の年齢から始まり、話したい事を毎日書き綴る癖をつけましょう。
正しく文章を書く事ができなければ、会話も成り立たないのがフランス語の特徴です。
なので、今あるボキャブラリーの中で、自分なりの表現の仕方を探してみましょう。
続いて、「聞く」についてですが、発音が聞き取りやすいフランスの音楽や、教材についているCDを何度も聴いて耳を慣れさせましょう。
最後に、「話す」ですが、読み書きができて聞く力がついてきたら、自然と話せるようになります。
フランス語は不規則に働く動詞が90種類もあるといわれています。
勉強をする上でとても面倒に思われがちですが、いくつかのパターンに分ける事もできたり、類似文法も存在するので案外簡単かもしれませんよ。
フランス語挨拶の仕方
フランス語の挨拶の仕方を、場面ごとにいくつか紹介します。
まず、基本的な挨拶です。
朝から昼過ぎまでは「Bonjour」(ボンジューフ)こんにちは・おはよう。
夕方から夜までは「Bonsoir」(ボンソワーフ)こんばんはとなります。
発音は、カタカナで「ラリルレロ」に変換される物は、全て「ハヒフヘホ」と発音しましょう。
そして、別れの挨拶です。
次がまたある別れは「Au revoir」(オ フヴォワーフ)さようなら。
永遠の別れは「A dieu」(ア デュー)さようなら。
その日にまた会う時は「A plus tard」(アプリュ ターフ)、「A tout l’heure」(アトゥタ ルーフ)また後でとなります。
その他にも「A demain」(ア ドゥマン)また明日、「A la prochaine fois」(ア ラ プホシェス フォフ)また今度、「A bientot」(アビセント)また近いうちになどの挨拶の仕方があります。
次に、お礼や謝罪の挨拶です。
「Merci」(メフスィ)ありがとう。
「Je vous en prie」(ジュ ヴ ゾン プヒ)どういたしまして。
これは、謝罪やお礼、どちらに対しても使われます。
「S’il vous plat」(スィル ヴ プレ)お願いします。
「Excusez‐moi」(エクス キュゼ モワ)ごめんなさいとなっています。
ざっと簡単な挨拶をご紹介しましたが、フランスでは挨拶の仕方に、握手、抱擁、キス、キスのふりなどがあり、地域や相手との関係・育ち方などが大きく関わってくるので、それも一緒に覚えた方がいいでしょう。
フランス語発音の仕方
日本人は発音に弱いといわれているくらい、英語を話す際も、苦手な発音の壁を越えられず、相手に通じない会話になりがちです。
さらに、フランス語となると、英語よりも難しいイメージがありますよね。
私たち日本人は、口を大きく開けて舌や唇、歯を使って大袈裟に言葉を発する習慣がない為、最初はとても抵抗があるでしょう。
しかし、苦手意識を捨て去って、恥ずかしがらずに自分の伝えたい事を大胆に表現してみる事が、フランス語習得の第一歩になります。
自分の発音が相手に通じるようになると、聞き取り能力も自然と上達します。
フランス語は、基本的にローマ字読みです。
それ以外は、20通りのルールがある程度で、勉強してみると英語よりずっと簡単な事に気づきます。
どんな事に注意をして発音すればよいのか簡単に説明すると、まずは、母音と子音に気をつける事です。
母音では「ウ」の音がとても重要になってきます。
「ウ」を誇張して発音する単語(POUR:プールなど)と、そうでない単語(PETIT:プチなど)に分かれます。
「ウ」のアクセントを間違えただけで、その単語の意味が会話の中で混同し、伝わりにくくなります。
子音では「B」の音と「V」の音を間違えてしまうと全く通じません。
カタカナにすると同じ言葉のようですが、単語のスペルが「B」か「V」かによって発音が異なります。
また、「R」と「L」についても同じ事がいえます。
ですので、フランス語を発音する際は、しっかりと区別をつけましょう。