ドイツ語の検定試験
ドイツ語を勉強している方、それはなぜですか?趣味で始めた方もいるでしょう。
仕事や留学の為なんて方も、少なくないでしょう。
趣味の方は、自分がどれくらいのレベルなのか興味がありませんか?成績証明書が必要な時にはもちろん、力試しにも、ドイツ語検定試験は最適です。
ドイツ語検定試験は、いくつかの種類があります。
まずは、独検と呼ばれる日本語話者向けの試験。
これは今のところ、海外では通用しない試験のようです。
読み書きの実力試しには、丁度いいかもしれません。
1級の成績トップには、特別な賞品があるようです。
次は、最近開始したドイツ語能力検定試験。
これは、オーストリア政府公認試験です。
この資格が認められたケースとしては、オーストリアの滞在許可、オーストリアやドイツの大学入学、ドイツ語圏内就職などがあります。
もう一つは、ゲーテインスティテュートのドイツ語検定試験。
これは、ドイツの語学学校主催の試験です。
この資格は、世界的に有効なので、ドイツに留学するなら、取得しておいて損はありません。
ヨーロッパでも、ここでのレベルが、語学力の判断基準となるそうです。
ランクは初級・中級・上級・さらにその上といったように、細かく分類されています。
このように、検定試験は、種類もレベルも認知度も様々です。
興味が湧いた方は、自分に合ったタイプの物で、資格取得に挑戦してみてください。
ドイツ語電子辞書
最近は、電子辞書も、様々なメーカーから販売され、その種類も豊富です。
そのほとんどの物には、和英辞典や英和辞典はもちろん、収録されている辞典などの数もたくさんあります。
雑学や家庭の医学まで入っていたりして、なんだか面白そうです。
ですが、「ドイツ語を収録している電子辞書」となるとすごく少ない気がします。
英語などに比べて、需要が少ないからでしょうか。
とはいえ、豊富でなくても、どれも機能的です。
例えば、カシオのエクスワード。
ドイツ語辞典が3種類収録されています。
そして、英和辞典、和英辞典、英英辞典なども入っているので機能的です。
これは、かなり前から販売されている製品です。
そして、セイコーのIC DICTIONARY。
ドイツ語辞典は、独和・和独に加えて独英・英独も収録されています。
和英・英和も入っています。
この製品は、フルキーボードタイプなのが特徴です。
パソコンに慣れている方には、入力が楽でしょう。
次は、シャープの英・独・仏・西 外国語コンテンツカード。
これは、電子辞書本体ではなく、それに追加するカードです。
本体を持っている方なら、カードを追加するだけです。
以上、3種類の物を紹介しましたが、これらの製品は、どれも機能面に大差はありません。
価格も、どれも似たような物なので、購入の際は、自分に合っている操作性の物や、デザインの好みなどで選択して、特に問題はないかと思います。
独作に慣れる
初級文法をマスターしたら次のステップは独作文です。
独作に慣れるにはひたすら練習問題を解いていくに尽きると思います。
今まで習った文法や単語をフル活用しなくてはいけませんので、とても勉強になりますし、実力も付きます。
ドイツ語には、一般名詞、代名詞、冠詞、形容詞に格(主格・属格・与格・対格)の区別があり、非常に難しいです。
特に格は重要です。
これらの使い方をマスターしていくことが必要です。
初級の独作文の参考書を購入して、ひたすら解くと力が付くと思います。
少し慣れたら自分で短文を作ってみて、ドイツ語の堪能な人が近くにいれば、添削してもらってもいいと思います。
自分で作ることで、文法を丸暗記するよりも、使い方が理解できます。
そして、簡単な独作文が作れるようになったら、今度は中級者向けに進みましょう。
同じように練習していきます。
簡単な独作文と違って難しいと思いますが、これが出来るようになれば、今度は上級者向けです。
相当実力は付いていると思います。
作文に「ドイツ語らしさ」が感じられるようになれば、完璧です。
上達してきたら、日頃の日記を独作文で書いてみたらどうでしょうか。
とても素敵だと思います。
また、ドイツの人とメール交換をすると、更に力が付くと思います。
但し、この場合は相手に失礼なことがないように、ドイツ語の堪能な人にチェックしてもらいながらの方が間違いないでしょう。