ドイツ語のリスニング力を上げたい
ドイツ語学習の一番の難関はリスニングです。
文章が読めても、聞き取りができなかったら、意味がありません。
実用には、日常会話ができる程度のリスニング力が必要です。
それには、本来のスピードの会話が聞き取れるようにならないといけません。
学習用に、ゆっくり解りやすく丁寧な会話を収録してあるような教材があります。
これだと、確かに聞き取りやすいですよね。
繰り返し聞けば、その教材の聞き取りは完璧にできるようになる事でしょう。
ですが、それでは、ドイツ語の会話を聞き取れるようにはなりません。
それは、日本人が聞き取りやすいように作られた物ですが、本物のドイツ語圏内での日常会話は、ゆっくりでも丁寧でも解りやすくもありません。
つまり、ドイツ語圏内で、実際によく交わされているような会話を、実際のスピードで聞き取れるようになる練習が必要なのです。
英語のリスニング力アップには、映画を吹き替えなしでみて慣れるなんて方法が有効なんだそうです。
これだと、楽しみながらできそうですよね。
初心者のうちは、ディズニーなどの子ども向けのDVDで英語の聞き取りに慣れる。
上級者は、大人向けのアクション映画などを利用する。
このように段階を踏むのがコツみたいですよ。
これって、ドイツ語学習にも応用できそうですよね。
教材、教室、映画、その他、方法はたくさんありますが、なにが一番合っているかは、人によって様々です。
なかなか上達しない時は、方法を変えてみるのも手かもしれません。
NHKドイツ語講座
ドイツ語を勉強する方法には、色々な物がありますね。
スクールに通う、教材を利用するなどが一般的でしょうか?本場に飛び込むなんて、ちょっと荒っぽい方法も悪くないかもしれません。
もし、危険が伴わず、費用も掛からない方法で勉強したいなら、テレビ番組やラジオ番組はいかがでしょう?NHKでは、語学番組がたくさん放送されています。
ドイツ語関連の番組も、もちろんあります。
例えば、テレビでドイツ語。
「ロマンチック街道を自転車で旅する」をテーマにしているというこの番組。
自転車での旅と同じように、のんびりとドイツ語が学べます。
そして、ラジオ番組の、まいにちドイツ語。
月~水曜日には、「カナ」手本ドイツ語という初歩的な物を、木・金曜日にはフェリックスの日記帳という少しレベルの高い内容が放送されています。
読み書きはもちろん、リスニング力アップも目指せます。
同じくラジオ番組の、アンコール ドイツ語講座。
入門編と応用編が曜日によって分けて放送されています。
入門編の講師は、境一三さん。
慶応義塾大学の教授であるこの方は、様々なところでドイツについて学んだドイツ語教育のエキスパートです。
入門編には、その他にサポートが二人参加しています。
応用編では、渡部重美さんが講師を務めます。
心に響くドイツ文学がテーマのようです。
このようなドイツ語学習番組は、内容が充実していると、あらゆる世代に人気なんだとか。
さすがNHKといったところですね。
よかったら是非視聴してみてください。
ドイツ語のテレビ番組をみる
ドイツ語を楽しく勉強できる方法があったら、やってみたいと思いますか?もちろん、楽しくというのは、きちんとドイツ語がマスターできる方法という意味です。
その方法で学習する為には、多額の費用が・・・なんて事はありません。
すごく簡単だけど、とても理にかなった方法なんです。
それは、ドイツ語のテレビ番組をみる事。
ドイツ語の番組であれば、どんな物でも構いませんが、特にお薦めなのは、子ども向けのテレビ番組です。
ポイントは、内容が面白い物を選択する事。
ドイツ語のリスニング教材を繰り返し聞くのって、楽しくないですよね。
勉強だから仕方ないとはいえ、飽きませんか?でも、子ども向けのテレビ番組って、なぜか飽きないんですよ。
ドイツですごい人気のアニメに、「アバター 伝説少年アン」という物があります。
これ、大人がみても結構面白いので、お薦めです。
アニメでドイツ語が身に付くのかと疑問に思うかもしれません。
では、日本人はいくつで日常生活ができる程度の日本語が話せるでしょうか。
教材で勉強してからですか?違いますよね。
小学生くらいにもなれば、日常会話は可能です。
言葉って、触れていれば、勝手に身に付くんですよね。
苦になる事をしなくても覚えられるんです。
でも、その「ドイツ語に触れる」機会がない。
そこで、この方法なんです。
なんでもいいので、楽しめる物を。
そして、解りやすく、単純な内容の物を。
そう考えると、子ども番組が最適なんですね。
もし、納得して戴けたなら、是非お試しください。