フランス語単語の覚え方
まず、フランス語単語を覚える際に注意しなければいけないのが「俗語」です。
日本語と同じように、フランス語にも、その単語に似た表現の言葉がいくつもあります。
汚い俗語を知らぬ間に日常生活で覚えていってしまうと、誰かと会話をした時に、相手に不快な思いをさせてしまいます。
フランス人同士なら許される事も、他の人種となるとまた話が違ってきます。
使用していい単語と、使用しない方がいい単語を見極めるのは大変だと思いますが、映画や音楽を鑑賞してみると、様々な表現がでてくるのでその都度メモして、その俗語の綺麗ないい方を調べて使いましょう。
フランス語でも英語でも、どんな内容の話でもキーとなる言葉を掴むと、会話が何となく理解できますよね。
そのキーを掴む為には、より多くの単語を習得して身につける事が一番大切です。
初めに習得した方がいい単語は、日常生活で誰しもが使っている基本的な単語です。
日常生活で飛び交う単語は、これから自分も使う頻度が多いからです。
ですから初めは、辞書や参考書などで単語を読み書きして覚えるよりも、実際にフランス人が日常生活で多く使っている単語を一つずつ覚えていく事が一番早い手段ではないかと思います。
もちろん、解らなかったら辞書ですぐ調べてください。
その際、単語が用いられている文構成やニュアンスなども一緒に覚えるように癖をつけるといいでしょう。
フランス語をキーボードで打つには
フランス語は、基本的にはローマ字で書かれています。
なので、ローマ字打ちをすれば文章を作り上げる事が可能です。
ですが、とても時間が掛かり、面倒です。
特殊記号もあるのでややこしいですね。
もし、文字設定に「フランス語」があるのなら使わない手はないでしょう。
今使用している日本語用キーボードでも打つ事ができるので、新たにフランス語用のキーボードを買う必要はありません。
実は、内部設定でフランス語キーボードをコンピューター内に取り入れるだけなんです。
そうすると、どんなソフトにも対応できます。
セディーユやアクサン記号といった特殊なフランス語の文字をワンタッチで簡単に入力する事ができます。
では、どのようにして、コンピューターにフランス語キーボードを設定するのか簡単に説明します。
まず、画面左下にある「スタート」を押して「設定」→「コントロールパネル」の順で開いてください。
そして、「キーボード」アイコンをダブルクリックし、「言語」を選択→「追加(D)」をクリックしてください。
そうしたら、「プルダウン・リスト」というのが出てくるので、「フランス語(標準)」または「フランス語(カナダ)」どちらかを選択して「OK」をクリックしてください。
これで、フランス語キーボードの設定が完了です。
フランス語をキーボードで打つ場合は、「フランス式」と「カナダ式」の二つあります。
こだわりがないなら、日本語キーボードと使い方がそれほど変わらない「カナダ式」を使用する事をオススメします。
フランス語のお勧め参考書
書店ではたくさんのフランス語の参考書が並べられていて、どれを購入したらいいのか迷いますよね。
そこで、人気のある参考書を用途別にいくつか紹介します。
まず始めに、基本例文に徹底した参考書が「よく使う順 フランス語の基本フレーズ240」です。
名前の通り、日常会話のなかでよくでてくるフレーズばかりをまとめた、とてもみやすい一冊です。
初級者から中級者まで長く使えますよ。
次は、「NHKスタンダード40 フランス語」です。
厳選された40の例文のみ書かれているので、一から勉強したい方より、旅行に役立つ一冊ですね。
また、単語に徹底した参考書が「フランス基本単語集」です。
ロングセラーのこの本は、よく使われる単語がアルファベット順に2400語記載されていて、例文や俗語も一緒に記載されているので、とても助かりますよ。
小さいサイズなので持ち運びにも便利です。
「語尾からの配列による基礎フランス単語集」もオススメです。
こちらは、あえて語尾からアルファベット順に記載する事で、品詞・動詞・反対語・類似の語尾活用などもわかりやすくしています。
2000単語記載されていて、ひとつの単語から色々な発見がありますよ。
「今すぐ話せるフランス語単語集」もいいでしょう。
こちらは、他の参考書に比べてとてもみやすい一冊です。
「今すぐ話せる」というくらいに、日常的な事から人の感情、動作、食べ物や生活品においてまで、1500単語が例文と共に書かれていて、CDも2枚ついているお得感たっぷりの一冊です。