相手の英語が聞き取れない時は
英会話に慣れていなかったり、リスニングが苦手な人にとっては、相手の喋っている英語が早口過ぎて聞き取れなかったり、意味がわからなかったりすることがあると思います。
でも、聞き返したくて言った言葉が話をしている相手や場面によっては、相手を見下しているような言い回しにもなりかねないので、その辺は注意したいですよね。
例えば、「I can’t understand what you mean.」だと「言っている意味がわかりません」というような文章になってしまいます。
さらに、「I can’t listen to what you say.」だと、発音が早すぎて聞き取れませんという文章になるので、これもあまり言われた方はいい気分ではないでしょう。
上手く聞き返すには、「Sorry? Could you say that again?」がいいのではないかと思います。
これは、「すみません。
もう一度言っていただけますか?」という意味です。
このような言い回しをすれば、相手がたまたま早口で聞き取れなかったんだなと、あまり気分を悪くしないで済むでしょう。
それでも聞き取れなかった場合は、自分で聞き取れた部分だけをオウム返しのように言ってしまうっていう方法もあります。
この方法なら、聞き取れなくても会話を乗り切ってしまうことができるかもしれません。
聞き取れた言葉を繰り返すことで、相手はもっとわかりやすい違う言葉で上手く言い換えてくれたり、抜けている部分を補ってくれたりするものです。
「もう一度言ってほしい」と何度も言うのも失礼ですから、恥ずかしくても聞き取れた言葉を繰り返してみる方がいいでしょうね。
日常会話で使う基本的な英単語
実際に英語で会話をする時、一体どのくらいの単語数で日常の会話が成り立つのか知っていますか?どのような単語が頻繁に使われているか知っていますか?英会話で実際に使われる1000万語のうち、英会話で主に使われる7割の単語は、上位100位までの単語です。
英語を母国語として使っている人達を調査してみたところ、日常生活をする上での会話で頻繁に使われている単語の数は、300前後しかないんだそうです。
しかも、その300の単語はどれも中学校で習うレベルの単語ばかりなのです。
ここで少し、いくつかの単語を例にあげたいと思います。
「that」「it」「was」「as」「have」「what」「were」「when」「there」「about」「more」「than」などは頻繁に耳にしますよね。
その他にも、「long」「just」「most」「much」「before」「used」「too」「any」「same」「must」なんかもそうです。
日常会話で使う基本的な英単語が300くらいしかないなら、英会話をマスターするのはそんなに難しくないかもと思うかもしれませんね。
でも、これらの基本的な英単語は、実際に会話で使われる時には、その状況によって意味がかなり変化するのです。
同じ単語でも文脈によっては違った意味になってしまうこともあります。
その単語がどんな意味を持つのか、どんな使い方をするのか、たくさんの例文などでよく覚えておかないと日常会話をする際に戸惑ってしまうことでしょう。
NHKのテレビ英会話で英語の上達
NHKでは、毎日のようにそれぞれの英語力に合わせた様々な英会話講座が放送されています。
自分のレベルにあったテレビ英会話講座を観るだけでも、かなり英会話の勉強になるでしょう。
テレビ英会話で英語を上達させるために一番大事なことは、「継続」です。
毎回、同じ時間にテレビを観るというのは、とても大変なことだと思います。
最近では、簡単に録画できる機器もありますが、録画してしまうと、いつでも観られるからと先延ばしにしてしまうことも起こりがちです。
録画する場合でも、勉強する日時は決めておいた方が習慣にしやすく、継続できるでしょう。
英会話の学習は、一度に長時間やるよりも、毎日コツコツやる方が力がつきやすいので、英会話講座を録画・録音して、通学・通勤途中の電車やバスの中で繰り返し聴くのも有効な方法だと思います。
また、テレビ英会話講座のテキストも販売されているので、そのテキストを購入して学習することで、より一層の学習効果を得ることができるでしょう。
NHKの英会話講座は、英会話初心者でもわかりやすいようによく工夫されています。
教える講師も一流の方が多いですし、かわいらしいマスコットやアシスタントの女性がいたり、お笑い芸人を起用していることもあります。
せっかくNHKの受信料を払っているのですから、利用しないのはもったいないですね。
販売されているテキストやCDだけでなく、NHKの英会話講座の学習サポートサイトも役に立つと思います。